研究内容

教員である田附の研究内容について紹介いたします。田附の詳しい研究業績をお知りになりたい方は,https://researchmap.jp/7000019543にアクセスしてください。大学院生の研究テーマに関しては,「研究室紹介」をご覧ください。

研究テーマ:心理療法の有用性

臨床心理学の中核には心理療法の実践があると考えており,心理療法の本質ともいえる以下の問いに関心をもっています。

・「心理療法において何が起こっているのか」

・「心理療法においてクライエントは何を表現しているのか」

・「クライエントはどのようにして変化するのか」

これらの問いに対して明快に答えることはとても難しいですが,なんとか答えに近づこうとして研究を行っています。

私はイメージ,ユング心理学,愛着に興味を抱いているので,これらを軸にしつつ,様々な研究法を用いて実践に意義のある研究を進めていきたいと考えています。

関連する主な研究業績

書籍
  • 田附紘平(2018). 二者関係のこころ-心理療法と愛着理論の接点 京都大学学術出版会.
  • 狐塚貴博・田附紘平(2022).  心の専門家養成講座④ 心理支援の理論と方法 ナカニシヤ出版.
論文
  • 田附紘平(2020).  最早期記憶と愛着スタイルの関連 心理臨床学研究,38(2), 107-117.
  • Tazuke, K. (2021). Dream structure characteristics of modern Japanese people: An examination focusing on differences by age. Archives of Sandplay Therapy, 34(2), 41-50.

研究テーマ:理系科学者の創造性の解明

理系科学者は,誰にも思いつかないような発想にもとづいて画期的な発明をし,現代社会の様々な問題の解決に貢献しています。そのような理系科学者の創造性はどのようにして生まれているのでしょうか。そして,若手の理系大学院生はどのようにすれば創造性を発揮できるのでしょうか。投影法を中心とした心理検査や生育史をもとに,理系科学者をいくつかのタイプに分けながら,彼らの創造性の発揮の仕方やパーソナリティの特徴について学内外の先生方と共同研究を実施しています。

関連する主な研究業績

論文
  • 田附紘平・松本真理子・髙橋昇・野村あすか・松浦渉(2022). 創造性を有する理系科学者のロールシャッハ反応 ロールシャッハ法研究,26, 20-29.
  • 田附紘平・松本真理子・野村あすか・松浦 渉・山内 星子・髙橋昇(印刷中).  解明型研究を行う優秀な理系科学者の創造性――ロールシャッハとバウムを通して. 心理臨床学研究,41(6). 

研究テーマ:ロールシャッハ法における名大式思考・言語カテゴリーの臨床的活用

代表的な投影法にロールシャッハ法があります。ロールシャッハ法の実施・分析法の主要なものの一つとして,名古屋大学式技法を挙げることができます。名古屋大学式技法の大きな特徴は思考・言語カテゴリーを有することにあり,思考・言語カテゴリーによって,対象となる人の物の見方や対人関係の様式を細かく把握することができます。しかし,思考・言語カテゴリーを臨床的により活用しやすくするためには,本カテゴリー関する一般成人を対象とした知見を積み上げていく必要がありますので,これについて本研究室の有志の大学院生と一緒に研究しています。

関連する主な研究業績

学会発表
  • 田附紘平・小島朱理・茂苅梓沙・金井志保(2023). ロールシャッハ法の名古屋大学式技法に関する大学生・大学院生を対象とした基礎研究-P反応と思考・言語カテゴリーを中心にした検討- 日本ロールシャッハ学会第27回大会 ポスター発表 中京大学.

名古屋大学大学院教育発達科学研究科
心理発達科学専攻 精神発達臨床科学講座

田附紘平研究室

愛知県名古屋市千種区不老町
名古屋大学大学院教育発達科学研究科

Human Development and Clinical Psychology
Graduate School of Education and Human Development
Nagoya University

Graduate School of Education and Human Development,
Nagoya University, Furo-cho, Chikusa-ku, Nagoya, Aichi, Japan

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